エピソード1:S.I.Mで本当にいいのか (1)

 
Sailに参加してくださる日本のみなさんが課金でき、さらに世界に寄付できるというモデル...
この実現に至るまでには、着想からおよそ1年を要しました。 ここでは、日記のように、S.I.Mプロジェクト誕生まで、そしてその後を、現場スタッフが綴っていきます。
 

Sailはどうあるべきか

2018年11月に誕生したSail。 2016年3月の会社設立から2年半後、念願の、待ちに待ったリリースでした。
Sail誕生当初は、日本の介護施設と、世界の大学を繋ぐ形からスタート。 参加人数が少ない状態で、会話できる時間を調整する必要があったので、会話マッチングはすべて、Sailスタッフによる手動です。 双方の予定を確認しては、システムに日時をひとつひとつ打ち込んで、会話時間にちゃんと参加できるよう、会話直前に双方に連絡を入れて・・・ いざ接続。毎回の会話をシステム側でも追い、接続できていない事が確認できれば、電話で1回1回操作方法を案内、といった毎日でした。 それでも、あらゆる場所でSailのプレゼンや体験会を開催しながら、毎日10回しかなかった会話が50回、100回と増えていくたびに、1回の会話の重み・大切さを噛みしめ、前進するパワーをいただいていました。